そういえば知らない!最近のお墓事情

お墓のマンション「納骨堂」って?

お墓のマンション「納骨堂」って?の写真

お墓に対する考え方は変化しており、新しいお墓の形が注目されています。
これまで亡くなった方の遺骨を埋葬する場合、お墓に収蔵するのが一般的でした。
しかし近年では埋葬方法の種類が増えており、価格や生活スタイルに合わせて選ぶ事ができるのです。
いくつかあるうちの1つに納骨堂があります。
初めて聞いた、という方も多いでしょう。
この納骨堂とはお墓のマンションなどとも呼ばれており、遺骨を預ける事ができる屋内型の施設になります。
現代では核家族などによって、お墓を維持したり管理できない人が増えており、室内タイプの納骨堂を選ぶ人も増えているのです。
納骨堂には、ロッカー式、仏壇式、自動搬送式などがあります。
ロッカー式は名前の通りロッカーのように棚が分れていて、1つの棚に遺骨を収蔵します。
納骨堂の種類の中でも最もシンプルで安価になります。
そして仏壇式です。
これはロッカー式よりもスペースが広いためお供え物などができます。
一般的に上段に仏壇、下段に遺骨を収蔵しています。
そして最後に自動搬送式です。
これはコンピューターで管理されており、専用のカードをタッチパネルにかざすと自動で遺骨がお参りできるスペースに運ばれてきます。
このように遺骨の埋葬方法も変化しており、ライフスタイルに合わせて選ぶ事ができるのです。
お墓のように場所を必要とせず、また交通の便が良い場所に建てられている事が多いので、近年とても注目され利用者も増えています。